参加者が描くものがそのまま僕の作品になる。
自分で描いた方が良い絵になると思うなら自分で描かなければ嘘になる。
自分で描くより良くなると信じなければこのワークショップは成立しない。
これまでのワークショプで出会った何百人もの参加者がみんな頑張ってくれたおかげで、
僕はまだ出会ったこともない参加者に対してまで自信が持てる。
出会った瞬間から僕はその人がこれから描くものにその人以上に自信を持っている。
みんながこれから素晴らしい絵を描くことを僕だけが知っている。
あとは「一人一人が最大に力を発揮できるコンディションを整えること。」それが僕の役割。
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参加者へ配布したお手紙
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さらに今回は参加者へのサプライズプレゼントとして会場音楽をGouTATEISHIに生演奏で奏でてもらった。
空間を満たす透明な空気の一粒一粒までもが本気を出し始め、参加者の描く舞台をさらに深く高い所へと運んで行った。
僕は参加者の絵を忙しく画面にコラージュしながらも、遊びの楽しさを超えて本気を出した片鱗が次々に目に飛び込んできて、その度に感動し驚いた。
その人にそっくりな空気をまとった佇まいの絵たち。
その人にしか感じられない何かが確実にその絵には含まれていた。
それが100枚、100人から心のこもったプレゼント。
100人全員が僕の想像を超えたように、これから僕が100人全員の想像を超えなければならない。
作品制作は僕へと引き継がれ僕の制作が始まる。
参加者の皆様、こんなに頑張ってくれて本当にありがとうございました。
講演のお客様、熱心に僕の話を聞いてくださって本当にありがとうございました。
そして企画してくださった東大和青年会議所の皆さま大変な準備を丁寧に進めて頂き本当にありがとうございました。
僕はここからが本番です。
びっくりするくらい良い作品に仕上げますので楽しみにしていてください。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
「ART LOVE東やまと ~何を感じ どう思うか~」
講師 :池平徹兵
会場音楽 :立石剛
アシスタント :森谷鶴児
写真 : 大野理趣 株式会社道々楽者