東京インターナショナルスクール

高輪ゲートウェイシティの「東京インターナショナルスクール」に、ヨロコビtoGalleryの柏本さんと一緒に納品してきました。

世界中から集まった子どもたち80人に、それぞれの国の動植物を描いてもらい、東京・日本をテーマに1つにした作品です。

正面玄関を入ってすぐの壁に飾っていただきました。

 

この作品で、僕は未来の地球を描くことができたと感じています。

タイトルは

「One Earth, Still Becoming」- Everything Works Together, Nothing Is Left Out -

としました。

一人ひとりが本気で取り組めば、人は争うのではなく、互いを尊敬し、支え合い、一緒に成長していくことができます。

 

この作品は、現時点で僕がたどり着けた一つの到達点になりました。

ここに到達できたのも、東京インターナショナルスクールの皆様、ヨロコビtoGalleryの皆様方が、予算づくりから子どもたちの気持ち作りまで、丁寧に環境を積み上げてくださったおかげです。

本当にありがとうございました。

来月のオープニングセレモニーで子どもたちにお披露目するのを楽しみにしています。

 

それから、正面玄関で待ち合わせしているときに、カナブンがひっくり返って寝ていたので踏まれないように起こしてあげると、これまで出会った中で1番かわいいカナブンでびっくりしました。

こんなにかわいいカナブンはこれまで見たことありません。

間違いなくカナブン界のベスト記録がここにいます。

連れて帰りたかったけどすぐに飛び立ちました。

あまりにツヤツヤなので、ようやくこのプロジェクトを完走して、金メダルをもらえたような気持ちになりました。

 

自然の少ない大都会で子どもたちは大丈夫だろうか。そう心配する人もいると思います。

このカナブンに、

「そんなことないよ。大丈夫。」

そう言ってもらえたような気がしました。

 

自然が多い場所だけが豊かな世界ではありません。

この街にも、たくさんの輝く命があります。

そのことを、このカナブンが教えてくれました。

 

「まだ誰もいない風景」

「まだ誰もいない風景」

2026 33.0cm × 33.0cm oil on canvas

 

「本気で描く授業」で、透明板に貼る生き物を描いたあと、子どもたちは、その生き物たちがいる場所を描きました。

僕は、その誰もいない景色が好きになり、自分もその中へ入ってみたくなりました。

これは、子どもたちが描いた風景を、僕が勝手に模写したシリーズです。

夏休みが終わって、子どもたちが驚くのが楽しみです。

それぞれが自分自身に夢中になって、気づけばお互いがお互いの世界を広げている。

そんな自然界のような関係が、人間界にももっと増えたら嬉しいです。

 

「青空が広がる途中」

「青空が広がる途中」

 

2026 33.0cm×33.0cm oil on canvas

 

「本気で描く授業」で、透明板に貼る生き物を描いたあと、
子どもたちは、その生き物たちがいる場所を描きました。

 

僕は子どもたちが描いたその誰もいない景色が本当に好きになって中に入ってみたくなりました。

 

これまで人々が描いたモチーフを自分の絵に取り入れる制作方法を行ってきましたが、

今度は自分が子どもたちの絵の中に入っていく。

 

これまで思いつかなかったことを、

子どもたちの活躍によって突然思いつく。

 

子どもたちのためにやってるのではなく、自分のためにやっているんだと言い切れる瞬間。

子どもたちに対して「ありがとう」の気持ちがが自然と湧いてくる。

 

濁りのない感謝が心に湧くと本当に嬉しくて、これを明日も作るには今日どうすれば良いかをいつも考えている気がする。

 

今回の出来事は、本気でありがとうと感じる機会を大幅に増やすヒントになりました。

 

僕を新しい世界へ連れて行ってくれてありがとう。

 

 

「雪解けの広場」

「雪解けの広場」

 

2026 33.0cm×33.0cm oil on canvas

 

 

先日のアトリエ美術館での「本気で描く授業」で、透明版に貼る生き物を描いたあと、
次の図工の授業では、その生き物たちがいる場所を描いてもらいました。

 

透明なアクリル板の作品と重ね合わせることで、「本気で描いた生き物」は絵の中と現実を自由に行き来できます。

10月の「街まるごと美術館 世界とつながる本気の絵 」では、子どもたちの絵は絵から飛び出して、

街のさまざまな景色を借景にして展示されます。

 

先日、図工室を訪れた際に先生が見せてくださった子どもたちが描いた風景を見て、本当に驚きました。

普段は相手の描く力を相手以上に信じている僕が、

久しぶりに、子どもたちの力を甘く見ていたと感じるくらいでした。

 

絵の中に誰もいない空気感が不思議な感じで、絵の中にこちらを誘ってきます。

相手の力が自分の予想を上回ると僕はいつも本当に嬉しくなってしまいます。

そして、この嬉しさで溜まったエネルギーを何に使おうかと考えました。

 

「本当に良いと思っている」という気持ちを伝えたくて、子どもの絵の中に、模写をしながら入ってみました。

先日ジェロームの名画の絵の中に入る時にやったのと同じようにです。

 

それは本当に素晴らしい試合でした。

近所の子どもたちが、歴史的な画家と同じように僕と試合をしているのです。

今後の新しい作品の制作方法につながる予感がしました。

 

予想を超える景色を見せてくれてありがとうございました。

10月の展示を、引き続き楽しみにしています。

 

「はじまりのライオン1」

「はじまりのライオン1」

 

2026 33.0cm×66.0cm oil on canvas

 

小学生の頃に色鉛筆で何度も真似して描いたジャン=レオン・ジェロームの《二つの威厳》。

暖色と寒色を細かく切り替えながら光の粒で画面を満たしていく。

そうする時間が本当に好きで楽しくて、小学校の頃も、中学でも、高校でも、大学でも、授業とも、部活とも、何の関係もないのに、誰に見せるわけでもなく、部屋で1人でいるとふとジェロームのこの絵の中へ行きたくなって何度も描いた。

 

画家になってから、一度もこの絵を描いていないことを思い出した。

誰かの絵を真似しても、画家にはなれないと思ったからだと思う。

画家になって28年。

久しぶりに、もう一度描いてみたくなった。

子どもの頃と同じように。

ただ描くことを純粋に楽しむ。

 

たどり着いた場所は、あの頃のようにジェロームの絵の中ではなく、少年の頃の自分が見ていた世界でした。

「森をみんなで運ぶ」

今回のボランティアデーでは、10月に「HIGASHIYAMATO ALL FEST」で展示する新作「森をみんなで運ぶ」の制作をスタートしました。

 

間伐される木をそのまま街へ運んで展示して、そこに人々が本気で描いた狭山緑地の生き物を集め、森の中で起きていることと同じ「全てが主役で互いを引き立て合う状態」をみんなで生み出す作品です。

 

まずは、森の中にたくさんある間伐予定のなかから1本の木を選びました。

緑の苔に包まれた、ずっとこの森を見てきた立派な桜の木です。

 

そして今日集まった美術館スタッフのみんなと、その木に集まる狭山緑地の生き物を本気で描きました。

大事なスタートのバトンを全力で次へ繋ぐことができました。

 

この作品はこれからも、いろんな人に協力してもらいながら進めていく予定です。

また詳細が決まり次第お知らせしていきますので、よろしくお願い致します。

 

制作中の作品(部分)

 

 

昨年の夏の神戸からずっと描き続けている絵。

 

様々なご依頼に全力で応える一方で、何のためでもなく絵を描く時間を少しづつ作って約1年かけて描いています。

 

神戸のカフェで見たものから、小児病棟の子どもの絵、同じ英会話教室の生徒さんが作ったケーキ、インターナショナルスクールの子どもの絵、最近の沖縄まで約1年間、いろんなものが詰まっています。

 

 

あっど対話型鑑賞会

「あっど」の対話型鑑賞会。

 

「楽しい時間はあっという間に過ぎていく。ことが表現されている」と小学5年生の男の子が言いました。

 

本当にその通りで、僕の作品はそれを少しでも作品に残したことの集合体だと思いました。

 

特別ではない日も、楽しくない日も、「何かを描きたかった日」にして、全部が欠かせない重要な1日に変わります。

 

今回はいつも以上に、絵の中の発見だけではなく、それぞれが想う物語の世界へ、それぞれがご案内してくれるような時間になりました。

 

 

実は今、アトリエにはまだ写真では公開できない新作が沢山並んでいます。

 

館内を見たあと、森の中にお散歩に行くといろんな種類のキノコが生えていました。

 

貯水池鳥山の受付にいるタマムシをみんなで見に行きました。

 

GrowGardenの七夕の短冊にお願い事を書きました。

 

みんなの願い事を読んでいるととても幸せな気持ちになりました。

 

香木で香りの袋をみんなで作って持ち帰りました。

 

自宅に帰ってからも香木の香りが漂ってきてみんなで過ごした時間が蘇ってきます。

 

今日もとても大切な1日になりました。

 

企画してくださったあっどの皆様、ご来場してくださった皆様、ありがとうございました。

 

 

 

来週7月12日(日)の美術館ボランティアは13時~15時です。

 

どなたでもお気軽にご参加できます。

 

また皆様にお会いできること楽しみにしています。

 

 

 

あっど 対話型鑑賞会のお知らせ

あっど 対話型鑑賞会のお知らせです。

7月4日(土)、池平徹兵アトリエ美術館にて対話型鑑賞会を行います。

木々に囲まれ、鳥のさえずりが聞こえるアトリエ美術館。都会の喧騒を少し離れて、作品を眺めたり、言葉を交わしたり、自然の中を散策したり。ゆったりと流れる時間そのものを楽しむようなひとときです。

「心も身体も非日常体験ができて大満足。みなさんとおしゃべりしながら、濃密なアーティストの世界へ、いつの間にかトリップした感じ。」 以前参加された方からの感想です。

作品・自然・人との出会いを楽しみに、ぜひ遊びにいらしてください。

当日は、アーティスト池平さんを交えてのランチ交流会とアーティストトークも行います。

【開催概要】
2026年7月4日(土)12:00〜14:30
池平徹兵アトリエ美術館 ( 東京都東大和市蔵敷1-391 )
参加費無料・事前申込制
※参加をご希望の方は二次元コードよりお申し込みください
※ランチ交流会参加の方は、昼食をご持参ください

【お問い合わせ】
InstagramのDM またはaddart.info@gmail.comまで

「ふつうのスリッパ」

今回のボランティアデーは、

お客様から美術館のスリッパがかっこ悪いとのご指摘を頂いたので、

そのままの姿でかっこ良く感じられるように、

美術館スタッフみんなで「ふつうのスリッパ」を本気で描きました。

 

次回7月のボランティアデーは午後からになります。

皆様のご参加楽しみにお待ちしております。

 

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「池平徹兵 アトリエ美術館」ボランティアスタッフ募集のお知らせです。

 

2026年7月12日(日)13:00~15:00|毎月第2日曜日 

 

内容:美術館作り・制作サポート

 

  • 参加費無料
  • 事前予約不要
  • 初めての方やご見学の方もお気軽にご参加ください。

 

来れる時間帯だけ来ていただいても大丈夫です。

この場所を、みんなで一緒に育てていけたら嬉しいです。