夜空の星と画家

夜の小学校のグランドの真ん中で星をみる。

一つの星を見続ける。

その星はそれに応えるかのように動き出す。どの星で試してみても同じ。

やらなくちゃいけないことが多すぎると、やりたかったことまで、やらなくちゃいけないことに変化する。

僕は画家だからやりたくないことは一つもやってはいけない。

やりたくないことを一つやると、やりたくないこと約三つ分、次の作品がダメになる。

分かってはいるけどやらなくちゃいけないことは沢山ある。

昨日、このブログを見てくれた人の数がすごく多かった。何かの間違いじゃないかと思うくらい劇的に多かった。

やらなくちゃいけないことに属するものが、やりたいことのグループに少し移動した。

僕の中のある部分は夜空の星と同じ仕組みで動く。

闇が音を包み込む。わずかな波紋に希望を見いだす。囲いが外れて動き出す。