2005-01-01から1年間の記事一覧
雨と雨の隙間はしだいに狭くなる
空と海の境界線は色彩を欠いたものとなり 僕は水面を蹴った
透明な水の森 宇宙の視点
光の波紋 微かな音色 水の音色
透明な雨音のする夜は 雨空を海に喩え 夜を泳ぐ
天を泳ぐ
[ophelia][雨音]を高円寺studio zoneのアートショップに展示しました。 www.studio-zone.jp
6月12日イミグランツカフェに来てくれた皆様 ありがとうございました。
水は射すように冷たく 流れは透明な水を休むことなく下流へと運んでいった
雲間から射す強い光によって その傷もじきに癒えるだろう
閃きが 何千と 繰り返し点滅する
太古から宇宙の終局まで導く微風
そこに無限の広がりを覚えた
しみこませた光は もうすぐ形になる
昼の光に 夜の闇の深さは分からない
過ぎ行く時間に身を任せて 最後に光の1滴まで味わった
磨きぬかれた 圧倒的な音楽
さらに大きな物語へとつづく
広い世界の中で 凝縮された現象
パリで描いた最後の絵は 始まりを予感させる朝の 天使の絵
草の葉の上に落ちる 鳥の陰
光は水中の塵のように 音も無くつもる
淡い光がゆっくりと宙を漂う
この場所もきっと森になる
そこには脅えも苛立ちも無かった
地球の復活を予言するような天気
I believe that my paint will give people power in the world.
完璧な絵など存在しない 完璧な楽園など存在しないように
絶望を払いのけようと 絶え間なく 勇気を奮う
その気になれば 何処へだって 飛び立てる