「冬季オリンピックポスターⅠ」
2022 33.0cm × 33.0cm oil on canvas
子どもが初めてそれに挑戦した日の姿に、札幌冬季オリンピックのポスターを合わせた連作。
「何ものにでもなれる。」と子どもたちに信じてほしいという思いからだと思う。
朝起きて、その日に一番描きたいものがオリンピックポスターだった。
画面に文字やマークを入れることが「どういう意味を持つのか」一瞬ためらった。
でも私にとって考えるべきところはそこではない。
描きたいと思ったものが何であっても、その瞬間に最も描きたいものを描くことが出来たかどうかが大切。
画面は自分の心に素直に生きたことの痕跡でありたい。
*この作品は池平徹兵展「瞬景 スポーツにおける美術表現」(ヨロコビtoギャラリー 3月9日~3月27日)で展示します。