8月に神戸の個展で展示する新作「色彩が透明に帰る場所」（制作中）
真っ白な雪原のように、真っ白なキャンバスは美しい。
そこに線を引いても真っ白な美しさが損なわれない線がある。
それを私は良い線だと思う。
さらにキャンバスの隅々まで線や色彩が溢れても、
まだ最初の真っ白な美しさが保たれている絵画。
それを私は「色彩が透明に帰る場所」と呼ぶ。
私はその瞬間に最も描きたいものを画面に加えていくという方法で絵を描く。
本当に描きたい気持ちで描いた時にだけ、そこへ行く道が見える。
池平徹兵展「色彩が透明に帰る場所」
8月19日（金）～8月30日（火）
場所 FLORE Artist Gallery 1F https://www.ag-lareine.com
異人館の街、北の坂にあるギャラリーです。
遠方からご旅行で来て頂いてもきっと楽しいです。
詳細はまたあらためてお知らせします。
表紙絵を担当させて頂いて3度目の夏。
鳥取県の情報誌「とっとりNow」2022年夏号。
今回は僕が鳥取県で最も行ってみたい場所、透明度25mの「鴨ヶ磯」です。
ルリビタキとヒトデの青を添えて透明な青の探求を楽しみました。
僕がまだ水泳部だった頃、水を透明にするお薬をいつもの10倍くらいプールに入れてみたことがあります。
すると翌日のプールはまるで水がないみたいに透明でした。
あの時の空中を泳ぐような感覚を今でもよく思い出します。
鴨が磯は透明度が25mもあります。
またいつか鳥取を訪れた時は透明な海の中を様々な生き物たちと泳いでみたいです。
「ふるさと来LOVEとっとり」に入会すると年4回の「とっとりNOW」が無料で送付されます。
ぜひどなた様もお気軽にご入会ください。
https://www.kouhouren.jp/furusatoclub/
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アトリエの庭。
絵を描くのと同じように、庭の地面を隅々まで好きな地面にした作品。
庭を掘ってみたり、その土で山を作ってみたり、出てきた石や生えてきた植物を1番良く見える位置に移動させ続けて7年です。
視界の隅々までが大切な部分で満たされると、とても幸せな気持ちになります。
My atelier garden.
I made all the ground beautiful.
We dig a garden, make mountains out of soil, and move all the stones and plants that come out to the best position.
It makes me very happy when every corner of my field of vision is filled with important parts.
「いなばペットフード カレンダー12月挿画」
東京都ハロ.グラハム
2021 33.0cm×33.0cm oil on canvas
12枚目。
これで最後。
やり残したことがあると後から言い訳の種になる。
何の言い訳もできないくらいに実力を出し切らないといけない。
最後にして一番良く出来てしまった気がする。
1月～11月も全部こんな感じにしてほしいと言われたらどうしようと不安になる。
ちょうどそんな中、稲葉会長が様子を見にアトリエにやって来た。
1つ1つ全ての作品に感動して帰っていってくれた。
僕はついにやり遂げた。
こんなに一瞬の気の緩みが人生を左右しそうな毎日は久しぶりだった。
「いなばペットフード株式会社」の今年のカレンダーを担当させて頂きました。
いなばペットフードの「ちゅーる」のCMは世界中の飼い主さんから送られてきた動画を繋いで作られています。
その隅々まで愛情が詰まったCMから12枚の絵画を描くことにしました。
「ちゅーる」は飼い主さんの手から直接与えられることで、栄養補給を超えて、生き物と親しくあろうとする人と、人と親しくあろうとする生き物のコミュニケーション手段になっています。
その根底に流れる優しさの水脈を、注意深く根の先で組み上げて枝を伸ばすように12枚の連作を描いていきました。
このような機会を与えてくださった「株式会社いなばペットフード」様に本当に感謝しています。
世界中に生き物に優しい人が増えることを願っています。
いなばペットフード株式会社 https://www.inaba-petfood.co.jp
「いなばペットフード カレンダー11月挿画」
青森県 夢
2021 33.0cm×33.0cm oil on canvas
11枚目。
あれだけ力尽きることを心配していたのに、今ではもっと描きたいものが沢山あったような気がする。
残り2枚に何を描くのか厳選する。
この連作のために全てのちゅーるのCMを何度も見た。
本当に選びきれないくらいどの子も可愛い。
一番油断しがちなゴール目前。
あそこでもう少し頑張れたのにとゴールしてから思うのは、いつもこの辺り。
少しの油断が後悔を招くのでいつも以上に気を引き締めて描く。
「いなばペットフード株式会社」の今年のカレンダーを担当させて頂きました。
いなばペットフードの「ちゅーる」のCMは世界中の飼い主さんから送られてきた動画を繋いで作られています。
その隅々まで愛情が詰まったCMから12枚の絵画を描くことにしました。
「ちゅーる」は飼い主さんの手から直接与えられることで、栄養補給を超えて、生き物と親しくあろうとする人と、人と親しくあろうとする生き物のコミュニケーション手段になっています。
その根底に流れる優しさの水脈を、注意深く根の先で組み上げて枝を伸ばすように12枚の連作を描いていきました。
このような機会を与えてくださった「株式会社いなばペットフード」様に本当に感謝しています。
世界中に生き物に優しい人が増えることを願っています。
いなばペットフード株式会社 https://www.inaba-petfood.co.jp
「いなばペットフード カレンダー10月挿画」
CIAOすごい乳酸菌クランキーのCM「猫が歌う編」より
2021 33.0cm×33.0cm oil on canvas
10枚目。
10枚目でついに僕は描きたい人から、描かなければならない人に変わっていた。
画家は義務ではない。
描きたくないなら画家を辞めて他の仕事をすれば良い。
僕は気持ちを整えるために多摩湖の対岸にある温泉へ行った。
温泉に浸かりながら何とか描きたい自分になれる糸口を探す。
この連作が完成すれば世界中のいなばの関係者に配られる。
なんて楽しみなんだろう。
描きたくない理由なんて一つも見当たらない。
早く描こう。
世界中の人を僕の絵でびっくりさせてやろう。
そう思った瞬間、もう僕の体は動いていた。
思わず「ちゅーる」のCMではなく「すごい乳酸菌」のCMから猫を選んでしまった。
本当に描きたくすれば考えるより先に体が動く。
「いなばペットフード株式会社」の今年のカレンダーを担当させて頂きました。
いなばペットフードの「ちゅーる」のCMは世界中の飼い主さんから送られてきた動画を繋いで作られています。
その隅々まで愛情が詰まったCMから12枚の絵画を描くことにしました。
「ちゅーる」は飼い主さんの手から直接与えられることで、栄養補給を超えて、生き物と親しくあろうとする人と、人と親しくあろうとする生き物のコミュニケーション手段になっています。
その根底に流れる優しさの水脈を、注意深く根の先で組み上げて枝を伸ばすように12枚の連作を描いていきました。
このような機会を与えてくださった「株式会社いなばペットフード」様に本当に感謝しています。
世界中に生き物に優しい人が増えることを願っています。
「いなばペットフード カレンダー9月挿画」
東京都しずく
2021 33.0cm×33.0cm oil on canvas
9枚目。
2枚目で起こした発明をもう一度試したくなった。
次はもっと犬に近づいてみよう。
黄金の草原のようだ。
この企画がなければ行けなかった新しい場所に行けた確かな実感があった。
「いなばペットフード株式会社」の今年のカレンダーを担当させて頂きました。
いなばペットフードの「ちゅーる」のCMは世界中の飼い主さんから送られてきた動画を繋いで作られています。
その隅々まで愛情が詰まったCMから12枚の絵画を描くことにしました。
「ちゅーる」は飼い主さんの手から直接与えられることで、栄養補給を超えて、生き物と親しくあろうとする人と、人と親しくあろうとする生き物のコミュニケーション手段になっています。
その根底に流れる優しさの水脈を、注意深く根の先で組み上げて枝を伸ばすように12枚の連作を描いていきました。
このような機会を与えてくださった「株式会社いなばペットフード」様に本当に感謝しています。
世界中に生き物に優しい人が増えることを願っています。
いなばペットフード株式会社 https://www.inaba-petfood.co.jp
「いなばペットフード カレンダー8月挿画」
東京都アイザック
2021 33.0cm×33.0cm oil on canvas
8枚目。
僕の最高の表現方法の一つである青い海をついに使う。
力は温存してはならない。
閃きには賞味期限がある。
すぐに使わないとすぐに腐ってしまう。
持っている力を余すことなく出し切るんだ。
「いなばペットフード株式会社」の今年のカレンダーを担当させて頂きました。
いなばペットフードの「ちゅーる」のCMは世界中の飼い主さんから送られてきた動画を繋いで作られています。
その隅々まで愛情が詰まったCMから12枚の絵画を描くことにしました。
「ちゅーる」は飼い主さんの手から直接与えられることで、栄養補給を超えて、生き物と親しくあろうとする人と、人と親しくあろうとする生き物のコミュニケーション手段になっています。
その根底に流れる優しさの水脈を、注意深く根の先で組み上げて枝を伸ばすように12枚の連作を描いていきました。
このような機会を与えてくださった「株式会社いなばペットフード」様に本当に感謝しています。
世界中に生き物に優しい人が増えることを願っています。
いなばペットフード株式会社 https://www.inaba-petfood.co.jp
「いなばペットフード カレンダー7月挿画」
埼玉県蘭夢.ノア.ゆめ
2021 33.0cm×33.0cm oil on canvas
7枚目。
水泳部の頃、ベストタイムに近い記録で10本泳ぐまで終われないという練習があった。
今はそれに似ている。
ベストタイムに近いではなく、ベストタイムで12本泳がなければならない。
そんなことを考えながら少し休憩してキャンバスの前に戻った時、
「なんて必死な顔をしてるんだ。」と一生懸命に犬かきをする自分の絵を見て思わず笑った。
絵には本人の心境がそのまま現れてしまう。
懸命に泳ぐ犬に自分を重ねて描いた最も愛おしい作品になった。
「いなばペットフード株式会社」の今年のカレンダーを担当させて頂きました。
いなばペットフードの「ちゅーる」のCMは世界中の飼い主さんから送られてきた動画を繋いで作られています。
その隅々まで愛情が詰まったCMから12枚の絵画を描くことにしました。
「ちゅーる」は飼い主さんの手から直接与えられることで、栄養補給を超えて、生き物と親しくあろうとする人と、人と親しくあろうとする生き物のコミュニケーション手段になっています。
その根底に流れる優しさの水脈を、注意深く根の先で組み上げて枝を伸ばすように12枚の連作を描いていきました。
このような機会を与えてくださった「株式会社いなばペットフード」様に本当に感謝しています。
世界中に生き物に優しい人が増えることを願っています。
いなばペットフード株式会社 https://www.inaba-petfood.co.jp
