表紙を担当させて頂いている鳥取県の情報誌「とっとりNow」。
2022年春号は、満開の桜を泳ぐ若桜鉄道のSLに鯛のピンクを合わせて、新しい生活の始まりをお祝いする気持ちで描きました。
毎年春になると桜に感動して絵に描きたくなります。
ところが一輪一輪描くと3輪目で飽きて、5輪目で手が桜を覚えて、次第に僕が桜工場になっていきます。
普段の僕の絵に様々なモチーフが散りばめられているのはこれを防ぐためです。
桜ばかり描き続けて桜工場にならずに描くには凄く沢山の「桜を描きたい気持ち」を蓄えなければ描けません。
読者や編集長や関わる皆様からの期待を感じてエネルギーに変えられる「とっとりNOW」の表紙でなら出来るかもと思い、この機会を逃してはいけないと思いました。
今回は本当に隅々まで最初の一筆の意欲と大切さをキープしながら桜を描き切ることができました。
表紙を見ながらお花見できるくらい眩しく満開になっています。
ぜひ実物を手に取ってご覧になってみてください。
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入会案内に”鳥取をこよなく愛する人”とあるので自分はそこまでではないと遠慮してしまう方もいらっしゃると思います。
でも「とっとりNOW」は内容もとても充実していて読めばすぐに”鳥取をこよなく愛する人”になります。
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とっとりNow 春号の表紙絵「旅の始まり」2022 oil on canvas