放射性廃棄物(高レベル放射性廃棄物ガラス固化体)について
まずはじめに、僕は最高の作品を生み出すこと以外に興味がないことを前置きしておきます。
高レベル放射性廃棄物の問題についてですが作品として残してはいかがでしょうか。
もう出来てしまったものなので残ってしまうとばかり考えず、せっかくなので残したいものと合わせることでうまくいきます。
地中深くで1万年先まで保存される作品として考えるのです。
地中深くに眠り、一万年後にしか手に入れることの出来ない作品です。
たとえば一万年後にしか見ることの出来ないダヴィンチの作品が地下で眠っているとしたらどうでしょう。
そこはもうゴミ捨て場ではありません。
その地域の未来の人々は芸術を伝える誇り高き一族となっているはずです。
一万年間消えないゴミを管理する為には、一万年後に開けるわくわく感のある宝箱である必用があります。
今から一万年前といえば旧石器時代です。
旧石器時代から伝わるまだ誰も見たことのない芸術が出雲大社の下に眠っていることを想像してください。
ついにそれを開ける日がやってきます。
その瞬間の人類全体の巨大な期待を超える作品が必用です。
最高の発表の舞台であり、最大のプレッシャーと重圧です。
僕はそうした環境の中で制作がしてみたいのです。
さらに「それを開ける技術の発明が成されれば1万年を待たずに開封可」とメモを残せば今後の科学技術の進歩のスピードまでがその作品に関わり、制作の重圧をもっと高めることが出来ます。
時代は違いますが例えば卑弥呼にしましょう。
卑弥呼が一万年後に開けられることを想定して制作した作品があるとします。
おそらく僕の予想では、それが見たすぎて廃棄物を無害化する技術が一万年を待たずに1000年で開発されます。
誰もやりたくないことを誰もやりたくないことのままお金だけで解決しようとするとだめなのです。
どんなことも本気でやりたい仕事に変えましょう。
その気持ちがあれば人類は必ず想像を超えた力を発揮します。
*この企画は僕が2011年から育ててきたものです。
著作権は放棄しますので許可なく自由にお役立てください。
もし僕に任せて頂けるなら素晴らしい一万年後の個展をお約束致します。