池平徹兵個展「この花」H.P.FRANCE WINDOW GALLERY

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池平徹兵 個展 「この花」

2015年4月1日(水)-5月7日(木)


会場
H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI
〒100-6301 東京都千代田区丸の内2-4-1丸の内ビルディング1F
URL: http://hpgrpgallery.com/window
 
オープニングレセプション
4月1日(水)19:00~21:00
(どなたでもご入場頂けます。皆様のご参加を楽しみにお待ちしております。)

H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHIより、池平徹兵「この花」の開催をご案内申し上げます。
「私は朝起きて、その日に一番描きたくなったものを、一番描きたい場所に加えていくという方法だけで 絵を描きます。重要なのは ”何を選択するか” であり ”どれだけ純粋にそれを選択できるか” です。」
と語る池平は、画面に現れるもの全てを主役と捉えて景色を描き出します。
描かれるモチーフの組み合わせに合理性は無く、様々なものが浮遊・蓄積する画面はある種の混沌を生み出していますが、これら空想の庭とも呼ぶべき世界を繋ぐのは鮮やかな色彩です。
大きな画面を自由に遊ぶ池平の世界をこの機会にぜひご高覧くださいますようお願い申し上げます。

H.P.FRANCE WINDOW GALLERY
営業時間:月~土 11:00-21:00/日祝 11:00~20:00
本展に関するお問い合わせ
Tel: 03-3797-1507 (hpgrp GALERRY TOKYO)
Email: art@hpgrp.com



【ARTIST COMMENT】

本物は隠れ続けることの方が難しいと私は信じています。
これは私を根底で支えている信念です。

1日5万人の人が通る東京駅の丸ビル1F「H.P.FRANCE WINDOW GALLERY」

ここを見た時、私はワシントンD.C.の駅で行われた音楽家の実験を思い出しました。
これは朝の通勤ラッシュの駅で、一人の世界的な音楽家が演奏を行うというものです。

この実験の話を聞いた時、「どんなに作品が良くても人々は気づかない」と言いたいのだろうと思いました。
だから私は「それは作品が良くないだけだ。世の中のせいにして作家の言い訳作りをしてはならない。まず作家が気づかれないことを反省すべきだ。」と怒りを覚えました。

しかし実際の映像を見て、「一時間でこれなら、このまま続ければやはり彼は世界的な音楽家になるだろう」と感じました。

そして私は今、同じような状況で、遥かに恵まれた展示をして頂けることになりました。

これまでで最も自分の力が試されることになるだろうと考えています。

私はここに景色を作り出そうとしています。

その為には、自然界の景色に脇役などいないように、私の絵画も全ての部分が主役でありたいと考えています。

それを可能にする為に、私は朝起きて、その日に一番描きたくなったものを、一番描きたい場所に加えていくという方法だけで絵を描きます。

重要なのは ”何を選択するか” であり ”どれだけ純粋にそれを選択できるか” です。

Teppei Ikehila