東京大学駒場博物館 特別展 境界を引く⇔越える

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東京大学駒場博物館 特別展 『境界を引く⇔越える』

2015年4月25日[土] ‒6月28日[日]

開館時間:10:00‒18:00 ( 入館は 17:30まで) 休館日:毎週火曜日(ただし5月5日は開館)

http://ihs.c.u-tokyo.ac.jp/ja/schedule/post/000080/


4月25日 
オープニング特別講演 14:00-16:00
オープニングレセプション16:30-18:30
     
5月2日 子ども向け顕微鏡絵画ワークショップ
     時間:1回目10:00-12:00  2回目13:30-15:30
     顕微鏡絵画でこいのぼりを作ります。

5月9日 アーティスト・トーク
            出演:池平徹兵(画家、OFFICE BACTERIA)
       ブリアンデ・カナエ(アクセサリー作家、OFFICE BACTERIA)
       ブリアンデ・ロマン(生物学者、INRA)
            時間:14:00-15:00
     (ブリアンデ夫妻は、フランスからスカイプ参加される予定です。)
    
5月23日 アーティスト・トーク
     出演: gO (音楽家、会場音楽担当)
          時間:14:00-15:00 
     *池平は聞き手として参加予定です。音楽家gOとは7年ぶりの対談となります。
    

6月6日 顕微鏡絵画ワークショップ  
     時間:1回目10:00-12:00  2回目15:00-17:00


6月13日 アート・コミュニケーション・プロジェクト ACP  
     出演:林容子氏(Arts Alive・代表理事
          時間:14:00-15:00 
今回の展示ではArts Alive企画スイミー壁画プロジェクトで制作した作品、
    「私を計る物差しはあなたの中にまだ存在しない」「私はいつも未来に夢しか見ていない」も展示し
ています。


本企画展は、東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プロ グラム (IHS)」教育プロジェクト3「科学技術と共生社会」で主催した「顕微鏡絵画ワークショップ」の 成果を中心としながら、共生社会における科学技術のあり方を、来場者と共に考えることを目指す、 思索展です。

顕微鏡絵画ワークショップについて

「顕微鏡絵画ワークショップ」は、画家の池平徹兵氏をインストラクターとして、生物学で用いられる顕微鏡画像をもとに、多様な身体的、文化的背景を持つ人々が共に1つの絵画を製作する、というアート活動です。IHS プロジェクト 3 では、これまでに、社会福 祉法人藍「藍工房」(東京都世田谷区)及び社会福祉法人べてるの家」(北海道浦河町)で、2 度のワークショップを主催しました。池 平氏はこれら以外にも、同様のワークショップを数回に渡って実施されています。このワークショップを通じて表されるのは、科学 が生み出してきた「境界線」です。 顕微鏡絵画ワークショップでは、顕微鏡から生み出された画像を、科学の発展に基づく近代以 降の社会で、様々な事象について不鮮明であった「境界」が明確にされてきたことを象徴するメタファーとして捉えています。そして、 多様な身体を持つ人々が、顕微鏡の画像を共に見て、描き、1つの作品を作るという営みを通して、健常と障害、男女など、人の間 に引かれた様々な「境界線」を、再び混沌とした環境において問い直すことを表現しています。顕微鏡絵画ワークショップは、企画 展の会期中にも、数回開催する予定です。みなさんのご参加をお待ちしています。


主催(共催)
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム 「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」
教育プロジェクト 3「科学技術と共生社会」
協力
社会福祉法人 藍「藍工房」 社会福祉法人 べてるの家 一般社団法人 アーツアライブ フランス国立農学研究所(Institut National de la Recherche Agronomique)OFFICE BACTERIA 八王子「長房ふれあい端午まつり」実行委員会( 展示こいのぼり提供)


*予定は変更になることがあります。こちらで最新情報をご確認下さい。
http://ondrawingboundary.tumblr.com

■無料
■お問い合わせ:project3@ihs.c.u-tokyo.ac.jp (担当:渡部)
Website:  http://ihs.c.u-tokyo.ac.jp/ja/schedule/post/000080/
東京大学駒場博物館