パークホテル東京「池平徹兵 TOKYO MERMAID PRINCESS」展を終えて。

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パークホテル東京「池平徹兵 TOKYO MERMAID PRINCESS」展を終えて。

昨日、無事に撤収を終了しました。

ご来場の皆様、支えてくださった多くの皆様、本当にありがとうございました。
アンケートの感想を見ながらとても感動しています。
次回も楽しみにしていて下さい!

新作の100号の大きな絵「イルカ日記」がアメリカからのお客さまのご購入により旅立って行きました。

大きな作品が旅立つ時はいつも特別な感動があります。

大きな絵を描くには短くても3ヶ月間、ほとんどのエネルギーがそこに集約されてしまいます。
本当に人生を一点にかけて挑みます。
小さな絵に比べて制作時間もかかり価格も高くなってしまいます。
その作品が運命の人と出会うまでにはさらに長い時間がかかります。

その間、この作品が重大な研究であり挑戦であり、大きな作品が増えることは高額な貯金をしていることと同じなんだと家族に信じ込ませるだけの気迫でやらなければ家族を不安にさせてしまいます。


ここにまだ誰も見たことのない貴重な宝が埋まっているので掘らせてください。
小さいものは数万円で掘り出せますが、大きいものは100万円以上かかってしまいます。
でもそれより遥かに価値のあるものがここに在る自信が僕にはあります。
だから掘るべきです。
信じてください。
と言うのとほぼ同じ感覚です。
でもここに埋まっていることを世界中で僕だけしか知らないのだから僕がどうにかするしかありません。
僕は病気かもしれませんが本気でそうとしか思えないのです。


だから大きな絵が売れた瞬間は、自分が信じて来たことを、家族が信じてくれて、ギャラリーが信じてくれて、お客様が信じてくれた感動的な瞬間です。

重圧からの解放と「今日まで信じてくれてありがとう。」という感謝の気持ちで涙が出そうになります。

そして次はさらに強く信じて、さらに大きな重圧をかけて制作に打ち込めるようになります。

 ”何をどこまで信じて描けるか” が最も重要なのです。

この展覧会を開催してくださったパークホテル東京の皆様、ジャパン.ライフデザイン.システムズの皆様、トークイベントでご協力して頂いたパトロンプロジェクトの菊池さん、鑑賞会を企画してくださった東さん、本当にお世話になりました。

これからもどうぞよろしくお願いいたします!