アトリエの楼梅が一輪咲いた。 寒々しく葉の落ちた街路樹を目に焼き付けながら駅の向こうの植物園へ向かう。 全く食べたくも無いアイスクリームを買うと寒さは更に増した。 その扉の向こうは夏の匂いが立ちこめている。 冬と夏の境界線を一歩でまたぐ。 レッ…
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