閉館まぎわの博物館の人の流れを逆流するうちに僕は無料で館内へ入ってしまう。 警備員が後を追って来てはいるけれど、逆に警備員を警備する事でそれはそれほど気にならない。 人のいない薄暗い博物館の空気自体を僕は楽しむ。 いつか太陽が消滅すれば生物の…
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