背中が割れる。 まさかの事態に驚いて、その場にしがみついた僕の上に僕は乗っていた。 夜露がウェットな体を伝い、命の終わりと始まりを僕に告げる。 月の温度を体に感じる。 なんて繊細な体なんだろう。と僕は思う。 生まれてはじめて夜が明ける。 空気は…
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