5月29日(月)~6月28日(水)柏の葉のグリューンで「1095日の冒険記」と題して、
3年間表紙絵を連載してきた鳥取県の情報誌「とっとりNOW」の原画を展示します。
任期を終えるまでは非売品にしていることもあって原画を発表するのは初めてになります。
3年をかけて四季を描いた12点の連作には、毎号その時の全力が記されています。
実は表紙絵になっている部分の周りにはいつも「縁飾り」の絵を描いています。
これは毎号力を出し切って空っぽになった後にやってくる「次号への不安」をこちらから迎え打つために、
頼まれていない遊びまでやることで「自分にはまだ余裕がある」という気持ちを作り出す為です。
こうして並べると、3年間どんな時も常にベストコンディションを維持してきたことが分かります。
様々なことを乗り越えた3年間の冒険記を、森のようなGrün 店内でぜひご覧ください。
池平徹兵 展 「1095日の冒険記」
会期 6月1日(木)~6月28日(水)
場所 Grün グリューン https://www.gruen.jp
「Grün グリューン」を知ったのは、昨年の「アートラインかしわ」でコラボレーションをしたことがきっかけです。
ここを手がける草野さんと植物について話すと、いつもその種の魅力ではなく、その個体の持つ魅力の話になります。
アトリエに遊びに来た時も、僕が育ててきた植物たちの良いところを一つ一つ見つけてくれて、僕はこれまで以上にその植物たちが大好きになりました。
グリューンへ行くと空間を埋め尽くす植物たちが全てそのようにして可愛がられて育っていることに凄く感動します。
ぜひグリューンの空間そのものもお楽しみください。
昨年 Grün グリューンで行ったワークショップの様子。