天球儀

宇宙が何処まで続くのかは結局誰にも分からない。
そのため天球儀に発展の余地は無限に残されている。
新しい星を発見してはそれを書き込むことで、
天球儀は永遠に進化し続ける。

毎年増える年輪のように、
進化し続ける天球儀のように、
僕は生涯を通して描き続ける必要がある。

過去の自信作は確実に未来の壁となる。
その作品が良ければ良いほど、
時間があけばあくほど、
次は描きづらくなる。

常に過去に負けない現在でなければならないし、自信は過去から手に入れてはならない。

新作の絵「プール」は良かったと思う。
同じサイズで連作にする。

外が梅雨なので雨が止まらない。