ご来場ありがとうございました

展覧会が終わったとたんにご褒美みたいな雪が降る。

今の自分の力では不足しているというプレッシャー。
全力を投じても出来るかどうか分からないという状況。

それが新作を作る上で僕が常に求めているものです。

勝手に自分でそう思い込むことだけでは不十分だから僕は壁画やこいのぼりに挑んでその環境を作り出してきました。

自信過剰な僕をそういう環境に追い込む努力。

こんな気分は何年ぶりだろう。と思う。
僕は自分の絵画に対してようやくそのプレッシャーを作り出すことが出来たのだ。
と実感した。

はずかしくて隠したくなるくらいに気合いが入っている。

ギャラリーコンシール「花咲きひらく地上線」展への沢山のご来場ありがとうございました。

今回来れなかったとしてもがっかりすることはありません。

7月13日からはじまるオペラシティーアートギャラリーへむけて描く絵を楽しみにしていてください。
http://www.operacity.jp/topics/detail.php?id=82
それが今、僕が最も見せたいものです。


降りやむのを待てずレインコートを着て咲哉と森へ探検に行く。


これから絵を描く僕へのご褒美みたいな景色の中に咲哉がいる。


咲哉が生まれて以来はじめて、今日に対する"真剣さ"と"やる気"で僕が咲哉を超えている。