「海から山へ 山から海へ」を終えて

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「海から山へ 山から海へ」を終えて

梅津会館、日立駅2箇所での展示を無事に終えました。

2017年のVOCA展で作品を見てくれたミヤタユキさんからご連絡を頂き、Ahoyの塚田夫妻と共に展示やワークショップを実現するために茨城県庁政策企画部県北振興局の上野さんたちと協力して沢山の段取りをここまで進めてきてくれました。

展示台の制作は県北芸術祭2016参加アーティストの津田翔平さんにお願いしました。
制作中に左手を骨折しながらも右腕一本で諦めずに最後まで完成させてくれました。
作品に近づくと、水面からは海、苔からは川の音が鳴っています。

一つの作品の制作と展示をするためにこんなに沢山の人が動いてくれたのは初めてです。
しかもそれがワークショップの参加者の為ではなく、
それどころかワークショップの参加者までもが僕の作品を良くする為に真剣に考えてくれました。

「僕の代表作はここで生み出す」というのが僕の目標でした。
これまでの自分の作品を何も持ち込まず、ここで作る作品だけでもう一度今から新しくアーティストになり直すつもりで行きました。

ワークショップ「命の在りか 全ての水面は輝いている 全ての地面は生きている」を経て生まれた
「海から山へ 山から海へ」は間違いなく僕の代表作です。

そしてもっと素晴らしいことは僕の代表作でありながら僕がほとんど何もしていないところです。
地域アートの最新作を、僕ではなく地域の力で生み出すことがもう一つの目標でした。

「海から山へ 山から海へ」は宇宙から見た地球とほぼ同じ状態です。
今を生きるみんなが地球の作者であり、今の時代の作者であるのと同じように、
この作品の作者は皆様一人一人です。

これからも沢山の人々や展覧会で必要とされ、
100年後の世界でもどこかで必要とされ続けていると思います。

この作品の一生はまだ始まったばかりです。

これからもみんなで育てていきましょう。
皆様とならそれができる気がします。

今でも近所にみなさんがいるような気がします。

いつかまた必ず会いに行きます。
そしてまた絵を描いてもらいます。

その時までさらに力を高めてまたお会いしましょう。
素晴らしい毎日をありがとうございました。
これからもどうぞ宜しくお願い致します!



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