国際医療研究 東京富士美術館 ワークショップ2日目

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富士美術館でのワークショプ2回目。



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みんなで描いた絵を僕がつないでいきます。

2回目は鳥を描きました。

生き物には表情があるので前回以上に作者の雰囲気が絵に現れて描く勇気が必要になります。

私たちは自分らしくしようとしなくても自分以外の何者にもなれません。

その一つ一つが目の前で画面に必要とされていきます。

描き方は全く指導せずに全て自分で考えて描いてもらいます。

みんな「私がこんなに描けるとは思わなかった」と言いながら別人のようにパワーアップして力を振り絞って描いてくれました。

一つ絵が加わるたびに画面がぐんぐん良くなっていくのが分かります。

会場中のみんなが早く次の誰かの新しい絵が加わるのを楽しみに待っています。

「もうあなたなしでこの作品は考えられません。」

という僕の言葉に全くお世辞が含まれず、その場にいる誰が見ても本当にそのとおりだと分かるところまで来ました。

「どう見てもあなたの絵が無いより在る方絶対に良い。」
とみんながお互いにそう思い合っている状態です。

透明な言葉と心の通い合いが会場を満たしていきます。

嘘偽りなく本当に自分の絵が必要だとみんなに思われていることが分かると、次回からその期待に応えたいというプレッシャーとの戦いが始まります。

次回はあえてその重圧の中で、失敗しそうなことに挑戦してもらいます。


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(今回のワークショップはこちらの国際医療研究の一部として行っています。http://www.artsalivejp.org/event/190508/