100kmの小鳥

100年前の世界新記録は今では軽く超えられるように。
広い水槽に入れた金魚が大きくなるように。
植物が鉢のサイズに合わせて成長するように。
努力を超えた自然の法則はきっとあるけれど、

固体になるか液体になるか紙一重の0度の状態で、
液体になっても気体になっても許される100度の状態で、
自然の法則は何も決めてはくれない。
判断するのは自分自身。

100kmの車内で小鳥は100kmで飛ぶ必要は無い。
だけどその車がオープンカーだとしたら、小鳥は100kmのスピードで飛ばなければ取り残される。
僕は今、オープンカーに乗った小鳥。
100kmで飛びながらオープンカーの屋根を作る。
屋根が完成すれば100kmの車内があたりまえの世界に変わる。

今日は1ヶ月ぶりに絵を描く。