ワークショップ壁画 No2

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参加者たちの宿題



名古屋港に作られた人工の砂浜に座って明日の計画を練っていた。
ホテルの部屋はなぜか集中できず、その原因を考えるよりは海へ行った方が早い。
漂着物は海岸によって違う。





参加者と出会って2日後。

突然奇跡は起きた。

2日前、僕は参加者に宿題を出した。

この作品は歴史に残る最高の作品にするので世界中の人が見ることになります。
さらにそうなると未来の人々も見ることになります。
これから皆さんとそういう作品を作ります。
だから本気を出してください。
とお願いした。

絵を描いたことがない人でも人は本気を出せばこんなに凄いものが描けるのかもしれない。

全員が何かを乗り越えた顔で誇らしげに会場に宿題をもってやってくる。
この日から劇的に壁画の内容が変わり始める。

いったいたった1日の間にどうやったらこんなに成長できたのだろう。
しかも30人同時に。

「想像してください。これからあなたが描くものを世界中の人々が待っています。」

人はそれを本気で信じるだけで、もの凄い力を発揮できるのかもしれない。


よく考えたら僕自身がそれだけで今日までやってきた。





*このプロジェクトは一般社団法人アーツアライブ主催「平成25年度経済産業省 地域ヘルスケア構築推進補助事業」の一環として実施されています。