2015年秋 「Blue Earth」

島根県立美術館のギャラリー使用者は平等に抽選で選びます。
 誰か一人を特別扱いするわけにはまいりません。
 そのように条例で決まっております。」
とギャラリーの担当者が言う。

「誰でも歌えるカラオケボックスを見に来るのはお友達だけです。
 世界中の人が見に来たい美術館を目指しましょう。
 僕はそういうアーティストを目指しています。」
と僕は言う。


と言った瞬間、口だけでなく、一刻も早くそういうアーティストにならなければならない。
と本気で強く思った。


まだそうなっていない自分に悔しさが心の底から湧き上がる。
いつまで僕はこんなことばかり言ってるんだ。


「悔しさがあれば前進出来る。」
とOFFICE BACTERIAのパートナー、ブリアンデ.カナエが言う。


「そういうわけでくじを引いてきてください。」
と島根にいる妻の両親に電話をする。

「当たったぞ。」
と父から短いメールが来る。
この人たちはいつも僕がとても悩んで通過するところを全く悩まずに通過してくれる。
こんな素晴らしい両親がオプションでついてきたことも亜矢子と結婚して本当に幸せだと思うことの一つです。


2015年秋、10月14日~19日島根県立美術館で個展開催が決まりました。

凄い勢いで前進できそうです。


島根県立美術館関係者のみなさま

この度は話をちゃんと聞いてくれて本当にありがとうございました。
久しぶりに自分の目指す場所をはっきりと再確認することが出来ました。
今回本気で意見を交わしてとても仲良くなれた気がします。
まだまだ力不足の自分に悔しい気持ちでいっぱいです。
もっともっと成長します。
来年秋をとても楽しみにしております。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。