hpgrp Gallery Tokyo「今を灯して」を終えて


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「今を灯して」の搬出を無事に終えました。
皆様本当にありがとうございました。
久しぶりの再会や、新たな出会い、芳名録に残された名前を見て感動しています。

「戦場の産声」を描いた時、今度こそ視界に入れさえすれば誰も前を素通りできないくらいの作品ができたと思いました。
こうして展示してみると実際にそれを実感する場面もあってようやくここまで来たという気持ちと、それ以上にきちんと視界に入れたはずなのにギャラリーの前を通って近くの中華料理店に直行する人も多くて本当にびっくりしました。
ピカソゲルニカなら、モネの睡蓮ならこうはならなかったはずだと思うと本当に僕はまだまだです。

僕は少し前まで「戦場の産声」をきちんとした形で発表しなければ次へ進めない状態でした。
最高傑作の威力を試さずにそれ以上の作品を作る気持ちにはなれなかったのです。
でもこれでやっと次へ進めます。次こそはという闘志が再び湧き上がってきています。
これからを楽しみにしていてください。

そして今回制作した新作20点ではこれまで出来なかったことが新たに出来るようになりました。
バスケットの1試合中に3ポイントシュートを20回連続で決めているような気持ちです。
個展を終えてもこの集中力を切らすことなく、これが僕の普通の状態にできたらと思います。

hpgrpGalleryの皆様にはこれまでにもH.P.FRANCE WINDOW GALLERY、青山道アートフェア、柴又FU-TENアートルームと今日の僕を作る為の重要なポイントを何度も作って頂きました。
どれだけ恩返ししてもし過ぎということはないくらい感謝しています。
本当にありがとうございました!



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