植物を乗せる為の植物としてのオブジェ。 森にヒントを探しに行く。 蚊が沙漠の水飲み場のように僕に群がる。 僕が自然と蚊のsofaになったようにやればいい。 集中すると僕は１秒の中にいつづけるので、 扇風機は首を振るのをやめた。 「森のsofa」 木,油彩

実は二つのシマウマを仕掛けなければ完璧なお返しにはならなかった。 ドミノを一つずつ並べるようにとてもとても慎重に。 一度のミスで全てが壊れる。 一足先に音楽家のもとへ続くドミノをシマウマがそっと倒す。 それに続いてパリに仕掛けたシマウマがドミ…

余力を残して危険な道路で寝ているセミを空に投げながら歩く。 不時着した場合には急いで拾いに行って安全な場所にとまらせるので この季節の散歩は暑いうえになかなか前に進めない。 一旦セミのことは忘れて前へ進もう。 ｜フローリストとの打ち合わせ｜ 花…

「母胎の小鳥」 16.0cm × 16.0cm キャンバス.油彩 母胎の宇宙 母胎の木 母胎の小鳥が赤い木の実を蓄える

まず 行ったことのない海へ行くこと。 そこで何だかわけの分からないものを釣ること。 内側に於いても 外側に於いても （上）漂着の海辺 鳥 発泡スチロール 布 フェルト レース 樹脂 （下）「漂着の海辺」2008 33.0cm × 33.0cm キャンバス 油彩

背中が割れる。 まさかの事態に驚いて、その場にしがみついた僕の上に僕は乗っていた。 夜露がウェットな体を伝い、命の終わりと始まりを僕に告げる。 月の温度を体に感じる。 なんて繊細な体なんだろう。と僕は思う。 生まれてはじめて夜が明ける。 空気は…

きっと警察から電話がかかってくる。 「go君のお父さんですか？」 落とし主が5才だと思い込んでいる警察は必ず言う。 「違います。僕がgoです。」音楽家が言う。 僕は音楽家の誕生日、このセリフをあやつることに全てをかけた。 音楽家ではなく警察が知らず…

「最後の羊」 紙.綿.スポンジ 時降る水洞窟の中でいくつ羊を数えただろう。 「私が最後の羊です。これ以上、他に羊はおりません。」 最後の羊が僕に言う。 「つまりあなたが私を眠らせてくれるわけですね。」 僕は言う。 「そのとおりです。つまり僕があなた…

「開花宣言」 30.0cm×30.0cm キャンバス.油彩 海底の扉を開ければ もちろんそこには青空がある

「金色のライオン」発泡スチロール、木、布、ろうそく 「君はとても青く澄んでいる。」 僕は言う。 「意外と赤とかステーキとかも大好きです。」 金色のライオンが僕に言う。 「もちろん。君はライオンだからね。そうでなければ 青く澄んでたとしてもたいし…

Conceal Market 7/22(tue)-7/27(sun) 11:00~23:00 (最終日20:00) Gyallery Conceal http://www.renovationplanning.co.jp/gallery_conceal/shibuya4f/index.html

トリスタン.ツァラについてのアンソロジー「Cirque TZARA 3」￥1000- 深みで語られるものは高みで歌われる。 この言葉に共感して「透明又は結晶についてのドローイング」4点を描きました。 サーカス小屋の非常階段に腰を下ろして描いた数枚の絵はトリスタン.…

開花宣言 アクセサリーデザイナーとのコラボレートの為のドローイング 12CM×12CM 紙、ペン、油彩 僕たちのエクスポジションは中止になった。 ことを彼女は忘れているんじゃないかと思うくらい制作の手を休める事はない。 それどころか日に日にその勢いは増し…

木谷由美バレエスタジオ第9回発表会 7月月5日土 大田区民プラザホール PM4.30 会場 PM5.30 開演 入場無料 幕間の音楽 gO プログラムデザイン TeppeiIkehila

すばらしい音楽を聴いていた。 僕の家の1階が火事らしい。 バーベキューの匂いがする。 大きな消防車がいくつもやってきて消化している。 深刻そうな顔をして人々が避難するのを見下ろす3階で僕は絵を描いている。 「私たちは避難しなくていいの？」 亜矢子…

幕間 30cm×30cm キャンバス 油彩 夏の幕間 氷の中の桜の雫 夏解け水の水面

スノーフレーク 20cm×20cmキャンバス 油彩 ピレネーに加筆

カラスとくじゃく及び雀の公園 11cm×11cm ドローイング、紙、ペン、油彩、セロテープ、木枠 カラスとくじゃく及び雀の公園にもうすぐ夏が来る http://jp.youtube.com/watch?v=3pJiCOSU-5Q

夢見るハトを背負うハト 11cm×11cm ドローイング、キッチンペーパー、ペン、油彩、セロテープ、木枠 夢見るハトを背負うハトの背中は柔らかくゆったりしていて座り心地がよく 見飽きた灰色の天井の外へ連れ出しにやってくる

沙漠の植物園 30cm×30cm キャンバス 油彩 僕たちは砂漠に水を想像させる植物園

虹見るうさぎ 30cm×30cm キャンバス 油彩 一斉に巣穴から顔を出すと 彼らは虹へ向かって歩き始めた

ピレネー 20CM×20CM キャンバス、油彩 景色が広すぎると 足を支える土はやわらかくなる

マッチ売りの少女 木、油彩、キャンドル 少女が灯りを差し出すように 僕も灯りを差し出した

世界大会に於いて、僕は世界記録を更新する必要と自信を兼ね備えていた。 但し、それは世界大会においてであったので 僕はそれに出場できないもどかしさからバランスを失った。 僕は日々の練習に於いても、全てでベスト記録を更新しようとした。 記録を更新…

METROの最終出口 20CM×20CM キャンバス、油彩 出口から吹き込む風が 入り口のたてがみを揺らす

海底の部屋 フランス ブルターニュの山小屋の壁画 深く織り込まれた青の一部に光が泳ぐ

｜空のドームの中にいて水面にそれが映るので 雲の高さまで水は深い こわくなるくらいにそれに飲み込まれる｜ と僕は書く 夕方の静かな大西洋の沖に向かって僕はカヌーを黙々と漕いだ 漕ぐのをやめると水平線からカヌーまで全てが鏡になった 水が空を映し僕…

綿毛 33CM× 33CM キャンバス 油彩 風に漂う綿毛がキャンバスの上に降りるのと同じ

貝殻 ティッシュ チーズ 実 糸 ミクストメディア 僕が触れたものを作品に変えると 中心の木は大きく育つ 僕が触れたくないものに無理して触れると 中心の木は痩せて枯れる

シマウマの導く方へ http://jp.youtube.com/watch?v=Ui70v_mBl2g